長所を伸ばして、短所は他で補う
今日、友人とランチを一緒にする機会があって、「誰が一番カラオケが上手いか」という話題になりました。
僕は、昔からカラオケが大の苦手で、マイクを勧められても頑なに断ってきているのです。。。
カラオケが苦手な理由は大きく2つの理由からだと思います。
・歌詞をどうしても覚えられない
・音程を合わせて歌うのができない
一方で、歌がうまい友人は、歌を聞けば歌詞を一発で覚えられるし、全く同じ音程で復唱できる。
努力をしてないだけ、と言われればそうなのかもしれないけど、そもそも興味がないので努力をしたところであまり上手くいかない気がする。
歌が下手というのは、大抵の場合、聞き取る能力が人より劣っている場合が多いらしい。
会議でプレゼンテーションがあると、聞いて理解する人、資料を読み込んで理解する人。それぞれである。
確かに、僕はどちらかというと後者の人間で、一方通行のプレゼンテーションを耳で聞いてだけだと自然と集中力が途切れていて、あとから振り返ってもあまり内容を思い出せないことが多いです。
逆に、目利き鼻利きは人より優れていると自負していて、小学校の身体検査などでは1.5~2.0の視力をマークしていたし、会議中でも資料を読み込んでいた方が理解が早かったりする。観察眼が優れているせいか、絵を書くのは人に驚かれるほど上手い。
あとは、物事を匂いで記憶できたりもします。特に季節の変わり目などは匂いで感じ取ることが多い。冬が近づくとからっ風の匂い、春に近づくと木々や花から発せられる花粉の匂い、みたいな。(少し気持ち悪いかな...)
いずれにしろ、僕が言いたいのは、人間それぞれ特徴があり、先天的に決められた得意不得意、長所短所はあるはずで、それに対して大げさに悲観的になりすぎてはダメだということ。
今の時代、それらを補填してくれるテクノロジーや人は世の中にあふれているのだから活用して、自分の短所を補っていけばそれでいいと思います。
大きな絵を書いて相手を説得することは得意だけど、細かい作業が苦手な人は、それを補填してくれる人をクラウドソーンシングで探すなり、営業が不得意な人は話の達者な友人を連れてくればいい。
人生の時間は限られているのだから、自分の長所を徹底的に分析して伸ばしていく方に時間を有効活用したほうがよいのではないか。
ということで、カラオケを勧められても断る理由をつらつらと書かせていただきました。(笑)